おいしい水とは
それでは、最後に「おいしい水」とは何なのかを考えてみましょう。
無味無臭の水に“おいしい”とか“まずい”という印象を持つのはなぜなんでしょう?浄水の総まとめとして「おいしい水」の定義を再確認。不純物の除去、ミネラルバランスなどをレポートしています。
味がないわけではない
要するに、実を言うと、水はまったくの無味ではありません。地下水には岩盤に含まれるミネラルが溶け込んでおり、こういった不純物の味を人間の舌は僅かながら感じ取っているんです。このミネラルの量を示す基準が硬度と呼ばれるもので、ミネラルウォーターには必ず硬度が記載されていますよね?ミネラルの多い水を硬水、少ない水を軟水と呼んでおり、日本人の味覚に合うのは軟水であると言われています。
ちなみにまったくの無味である純粋な水は「ミネラルをまったく含まない水」のことですが、これは味気なさ過ぎて飲めたものではありません。
おいしい水とは
美味しい水というのは「ミネラル含有量が適正で、かつ塩素などの余計な不純物は除去された水」なんです。
塩素のカルキ臭というのは、いわゆるプールの臭いのこと。プールの水は非常に汚れやすいので、高濃度の塩素で強く殺菌しています。あの臭いのついた水を「飲め」と言われても飲めないですよね?塩素を含まない方がおいしいというのは、要するにそういう意味なんです。
水道水のミネラル含有量は、基本的にいわゆる「おいしい水」の基準を満たしていますから、大事なのは雑味の原因である不純物をいかに除去するかです。ミネラルを除去してしまうことなく、塩素などの身体に悪い物質を除去できれば、それが理想的な飲み水といっても過言ではないんですよ!
おいしい水の基準
最後に、厚生労働省が発表している「おいしい水」の基準を記載したいと思います。
| 「おいしい水」の基準 | |
| ミネラル | 30~200ミリグラム |
| 硬度 | 0~100ミリグラム |
| 遊離炭酸 | 3~30ミリグラム |
| 過マンガン酸カリウム消費量 | 3以内 |
| 臭気度 | 3以内 |
| 残留塩素 | 0.4ミリグラム以内 |
| 水温 | 20度以下(理想は10~15度) |
水は健康と生命の源!少しでも安全でおいしい水を手に入れるため、できる努力をしていきたいものですね。